春風よ
私の心をかすめ
すり抜けてどこへ行くのか
落胆を寒さの内に隠すより
再びこの腕に戻る
春風の心地よさを想い
いつものようにまた
心の暖炉に火をともす
繰り返し迎える日々に
やがて暖かさが滲むだろう
幸いの君の便りを乗せて